新長野トンネル開通::つばや菓子舗

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猿蓑もなか 背黒餅でおなじみの

古くは伊勢参宮街道として伊賀・津を結び、正保元年(1644年)に、藤堂高虎によって改修され津府と伊賀上野との往環の道として領主家臣等に利用され、伊賀と伊勢を結ぶ藤堂藩の重要幹線道路:伊賀街道だった国道163号線の長野峠に新しいトンネル:新長野トンネル(1966m)が明日、7月12日午後2時より供用開始されるそうです
昔、私がこの新トンネルの計画を聞いたときは、もっと標高の低い箇所にトンネルが掘られ、峠のつづら折れ箇所がかなり無くなると聞いていましたが、途中でバブル経済の崩壊と共に計画が縮小され、今回開通した約2kmのトンネルとなったようです。(それでも50億円かかったようです)
私個人的には、せっかくなんだからつづら折れが終了する津市美里町平木地域くらいまで開通して欲しかったです?

で開通した箇所は、大型トラックが内輪差で対向通行できなかった場所がほぼ無くなるのだと推測していますが、具体的には旧大山田側の大曲りコーナー(県道42号線津芸濃大山田線始点)の手前600mから新トンネルが始まり、従来のトンネルを通過し、ヘアピンコーナーを曲がり下り直線が終わった場所までの3kmk余りが短縮されます。

それから、新長野トンネルを通ってしまうと、松尾芭蕉が奥の細道の帰り道に、「初しぐれ、猿も小蓑を欲しげなり」という俳句を読んだ場所(猿蓑塚)を通らなくなってしまいます。
今回の供用開始される新聞記事を読むとバイパス開通となっていますので、猿蓑塚を見たい方や、芸濃大山田線で安濃ダム方面へ行きたい人は旧トンネル利用かな?
| 五代目の独り言::雑記 |
| 11:08 PM | comments (0) | trackback (0) |

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