昔は琵琶湖だったんです::つばや菓子舗

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象の足跡その2つばや菓子舗から南に300mの場所でワニと象の足跡化石発掘調査された話題をエントリーしていますが、ワニと象は水辺に居る動物ですよね。(写真は調査時のモノ)
で、この水辺というのが、実は琵琶湖だったそうなんです。
でも、琵琶湖は滋賀県にありますよね!?
約350万年前の大山田地区は、足跡化石の発掘現場付近で1?2メートル、最深部で数メートルほどの浅い湖で「ワニ」や「ゾウ」絶滅種の「イガタニシ」と呼ばれる巻き貝などの化石が大量に発掘されたことから、当時はかなり温暖な気候で大山田湖は多数の動植物を育んでいたと 推測される。

 大山田湖はその後約320万年前には川の流れの堆積物に埋められ、湖は「阿山」?>「甲賀」?>「蒲生」?>「堅田」と北に移動し、現在の「琵琶湖」となったと考えられている。
 さらに、現在中国でしか見ることの出来ない「チヂミドブガイ」や、コイ科の魚の化石の出土から、はるか中国大陸とも陸続きだったことも推測出来る。

 前述した地質学者の奥山氏の過去に発掘された化石には「オクヤマゴイ」・「オクヤマハクレン」等の奥山さんの名前を冠したものが多い。
奥山さん曰く大山田地区阿波地区には大山田湖の前の時代の地層が分布しておりサメや海の貝も出土している。また、大山田地区には友生(Tomono)との境にある山地や阿波・布引地区に大山田湖の基盤岩(地層の下の岩石)が露出していて、この岩石は近年、福井・石川・岐阜・富山の各県にまたがり恐竜の化石の発掘された「手取湖」よりも古い古生代から中生代に及ぶ丹波層群に属したものであることから、大山田地区からは恐竜やこれよりももっと変わった古い化石が出る可能性もあるそうです。


参考資料:大山田村発行?「大山田村40周年記念誌」大山田交響曲?Symphony?1995

ということで、やっぱり夏休みの自由研究にいかがでしょうか? (^_^;)
| 地域情報::旧大山田村 |
| 05:37 PM | comments (0) | trackback (0) |

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