伊賀市種生(博要)のホタル::つばや菓子舗

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猿蓑もなか 背黒餅でおなじみの

子どもたちに蛍を見せたい・・・という思い?
それなら我が家の近所でも観れますし、家の裏にある農業用水でもチラホラ観れます。

私の狙いは、そうじゃないんです。
蛍が群れになって舞っている場面、ホタルの群舞を自分が観たいんです。

そう思って、先日から蛍情報を収集して店を早く閉め、蛍を見るために東に南に奔走しています。

で、昨夜ですが、現地の伊賀市種生(矢地)に到着したのは19時前でした。

2008年種生のホタル
初めての場所だったので、事前に博要地区市民センターに電話して蛍の場所と平日の駐車場の確認をしていたのですが、電話ではよく分からなかったので、博要地区市民センター(博要小学校跡地)を目指しましたが、それらしき川が無いのでそのまま車を直進。
そうすると右手にキャンプ場や遊具がある「青山ハーモニーフォレスト」入り口。そこをを通過すると道端で話している人たちが居ました。

「蛍は何処で?」と声をかけると「お宅が背にしている、その小さな川沿いです。そこから、この先道が右にカーブしていった先の左手に森になった場所があるでしょ?そこまでの間が一番多く居るよ」と親切に教えてくれました。

車は、平日は通行の邪魔にならない場所であればOKとのこと。
(ハーモニーフォレスト入り口付近の空き地や、JA跡地、路側帯の広い場所)

撮影機材を降ろして先程の地元の人(塗装屋さん)に蛍が良く飛ぶ場所を教えてもらいカメラをセッティング。

19:45・・・蛍が飛び始めました。でも、この日は、前日が雨、そして昼間が暑すぎて夜は放射冷却になって、半袖では肌寒すぎでした。

この蛍が居る小川のすぐ横は山の木々が茂っており、蛍は木に纏わりつくように飛びます。したがって川幅のある川とは違ってより上下に立体的に蛍が飛びます。

しかし、いかんせん気温が低い。予想よりもはるかにホタルが少ないんです。

なんでもそうだが、蛍の撮影も奥が深い。
蛍が飛ぶで「あろう」場所にカメラをセットして、これくらいでよい「だろう」というセッティングで撮影する。
蛍の飛ぶ量や飛ぶ位置に応じてこれらを変化さえないといけないが、一枚撮るのに時間がかかる。
時間が経てば、気温が下がって蛍もジッとしてしまう。やっかいなものです。

出来るだけお気楽に綺麗に撮影したい・・・そうなると道具頼みになります。
私はニコンしか分からないのですが、高感度撮影が実用域でISO1600のD300やISO3200が使えるD3であればもっと楽なんでしょうが、小遣いの無い私はD200で目いっぱいです。
今回は、レンズを手持ちで一番明るい Nikon Ai AF Nikkor 50mm F1.8D。
そしてバッテリー切れを気にしないように、マルチパワーバッテリーパックMB-D200にエネループ。そして、面倒くさがりに最適なNikonインターバルタイマー付きリモートコード MC-36で連続撮影!

撮影はEXIFを見てもらうと分かりますが、ISO400、F2、23秒でRAW撮影しています。
しかし、蛍の飛ぶ量が少なく、飛んでいた時間も少なかったので、映像はクロップしています。

蛍見学にくる人たちの車の誘導をしてくれている地元の方に話をお聞きしましたが、今日は本当に寒い日で蛍もジッとしているということでした。前日の雨の日のほうがいっぱい飛んでいたということです。(20:30に車へ戻ったら気温が14℃だった。)
それに今年は今このタイミングは月夜なのです。月は本当にホタルにとって明るいんです。これまた残念。

今夜6月13日からは地元の方が夜ホタルを見に来た人にコーヒーを振舞ってくれるということでした。

また14日土曜日は、「ほたる祭り'08」が開催されるということです。
開催日:平成20年6月14日(土曜日)
ホタル観賞会:日没から19:30?21:30頃(予定)
集合場所:市民センター(旧博要小学校)
駐車場:第2グランド(体育館側)
地図や詳しいことはこちらのページを参照ください。(博要市民センターホームページ
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| 03:28 PM | comments (0) | trackback (0) |

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