楽豚(らくとん):伊賀市千貝::つばや菓子舗

つばや菓子舗

猿蓑もなか 背黒餅でおなじみの


以前から気になっていながら当店の定休日(月曜)と同じ定休日(月曜の夜)だったので行けなかった楽豚さんにお邪魔しました。(この時、当店は正月3日間の営業時間短縮期間)


店内は明るめのバーのようなテーブル&カウンター席と畳の座敷に分かれています。
我が家は子ども2人連れだったので座敷へ

今日の注文は、メニュより「特選 豚菜しゃぶしゃぶコース3,200円」x2。


それから、他の単品メニュはカウンター席の上と座敷の壁面にボードに書かれているのですが、座敷のボードは私の席から死角で見えにくく・・・カウンター上は照明が前にあって見づらい・・・しかも、どちらも乱視の私には全く見えず・・・仕方なくコンデジで撮影したものを等倍プレビューさせて、何があるのか判読・・・
で、選んだのが「うわっ!スペアリブ850円」x1


オーダーして5分ほどして、コース料理の前菜登場。
金時ニンジンと水菜のナムルのような小鉢と、昆布だしの良く効いた絹揚げの煮びたし。
子ども達は、腹ペコだったので別注のご飯(200円)を食べながら、この小鉢の野菜をほとんど食べてしまいました。


しゃぶしゃぶのメインが運ばれてきました。
豚肉は、鹿児島県産ナチュラルポークで特選コースでは、大とろリブロースとバラ肉。
薄くスライスされていて「しゃぶ肉」仕様です。
少し残念なのは、伊賀産の豚肉では無いこと・・・伊賀の豚肉もけっこう美味しいんですよ。

鍋の具は、きのこ皿=エノキ、シイタケ、シメジ、エリンギ、豆腐
野菜皿=ダイコン、ニンジン、ブロッコリー、チンゲンサイ、ネギ、ハクサイ・・・そして見慣れないものが・・・

それがこれ、プチヴェール。この野菜は、「芽キャベツ」と青汁に使われている「ケール」の交配種だそうです。
味は濃い味の「芽キャベツ」ってところです。


鍋の出汁は昆布でしょうか?二人前の鍋では半分に切られたニンニクがひとかけら入っていました。

鍋を運んでくれた女性店員さん(店の大将の奥さんではない)曰く、
・ダイコンを最初に入れてフィニッシュ直前くらいまで、よく煮て食べる事。
・鍋の火加減に気をつけて絶対グラグラ煮詰めない事。
・煮詰めてしまうと、最後の「ぶっかけめし」(残り出汁をご飯にかけて食べる)に辿り着けない。
くれぐれも出汁を煮詰めないように!と再三注意を受けました。
ということで私は火加減に細心の注意を払いながら食べていました。


しゃぶしゃぶのタレは、ポン酢(?)とゴマだれ。
ゴマだれは・・・もう少しゴマの香ばしさがあるほうが私は好きかな?挽き立て、潰し立ての金ゴマを所望したくなります。
一方、ポン酢ですが、これが超がつくくらい昆布出汁バリバリ。昆布の甘さが凄いです。


しゃぶしゃぶを食べ始めようとすると「うわっ!スペアリブ850円」登場。
これで1人前です。独りでは、これだけでお腹一杯?
肉は柔らかく、骨離れもよいです。味は「あっさり」です。
子ども達は生まれて初めてのスペアリブだったのですが、まさにムサボリながら食べていました。
私的に言えば、黒胡椒と岩塩のミルを一緒に運んできて欲しかったです。

しゃぶしゃぶの野菜・豚肉、キノコですが、美味しいです。
でも個人的にこれ以上の感動は・・・でした。ゴメンなさい。

でも肉がもう少し食べたかったので追加注文。
「豚ほほ肉の赤ワイン煮込み700円」x1と、鹿児島県ナチュラルポークの豚しゃぶ肉(大とろリブロース1,000円x1、肩ロース750円x1)を追加注文したのですが、なかなかやってこない。
後から来たお客さんにはどんどんコース料理が運ばれてくる・・・
厨房(オープンキッチン)で大将が独りで切り盛りしている姿を見ていたので、新規客が増えて捌ききれないのか?と、何も言わずに待っていたのですが、結局、20分以上待たされました。
しかたなく痺れを切らして「あの?」と聞くと、どうやらオーダーが通っていなかったもよう・・・
ホール係りのおばちゃんに「すみませんでした」と謝られたものの、子ども達は座っている事に飽きてしまって始末に終えない状態。仕方なく携帯に入れてある動画を見せてその場しのぎ(~_~;)


オーダーの催促をすると数分後に運ばれてきたのが「豚ほほ肉の赤ワイン煮込み」
柔らかく煮込まれた頬肉は、脂っぽくなく、あっさり。でも少し獣のワイルドさが感じられるような一品。

で、追加肉待ちの「しゃぶしゃぶ」は、せっかく煮詰めずに火加減を調整してきた出汁は煮詰まって底溜まり状態(~_~;)
追加肉を運んできた際に無造作に追加出汁を足されてしまいました(~_~;)

追加で運ばれてきた肉がこれ。

鹿児島県ナチュラルポークの豚しゃぶ肉(大とろリブロース1,000円x1、肩ロース750円x1)
私的には肉の部位の違いは見た目だけで値段の差を感じられません。ごめんなさい


で、締めのご飯は、「ぶっかけめし」。
「ぶっかけめし」を頼むと、白ご飯(伊賀産コシヒカリ)と香の物、そして柚子胡椒(胡椒ではなく青唐辛子)が運ばれてきます。

そして、女性店員さんが丁寧に鍋のアクを掬い取ってくれます。
アクが取り除かれたスープをご飯に「ぶっかけ」て食べるのですが、野菜やキノコ、豚肉の出汁が濃厚に溶け込んでいて、これは本当に美味い。まさにテッチリの雑炊に匹敵するほどの美味さです。
しかも、柚子胡椒が本場佐賀県の味!この味、なかなか味わえないんです!
私がその昔、兵庫県の西宮市に住んでいた時は、神戸元町のとある「ちゃんこ」屋さんで、この柚子胡椒にはまってしまい、しばらく、柚子胡椒を見ると必ず買って食べ比べをしていました。
この柚子胡椒の事を店員さんに聞くと、店員さんの実家が佐賀県で実家から送ってもらっているとのこと。道理で美味しいはずです。


そして最後にシャーベットが出てきてコース料理終了。
シャーベットの味は・・・子どもに食べられて分かりませんでした!(^_^;)

楽豚(らくとん)
住所:三重県伊賀市千貝90
営業時間:11:30?14:00
     17:30?22:00
(ラストオーダー21:30)

定休日:月曜日の夜の部、火曜日
TEL:0595-43-0800
(受付時間 9:00?23:00)
FAX:0595-24-7199
席数 テーブル:6席 カウンター:3席 座敷:20席
駐車場 30台 (バス駐車可)
| 食べ歩き::伊賀市 |
| 02:28 PM | comments (0) | trackback (0) |

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