八百万の神々?:泉佐野市の犬鳴山::つばや菓子舗

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猿蓑もなか 背黒餅でおなじみの

ランチに大阪府泉大津市で美味しいラーメンを食べて向かった先が、大阪府泉佐野市にある犬鳴山。

犬鳴山は修験道の開祖である役小角が開基した所で、大和の大峰山よりも6年早く開山されたそうです。
ここには、「真言宗 犬鳴派大本山 犬鳴山 七宝瀧寺」があるということでした。
なぜ?ここに?それは腹ごなしを兼ねて散歩すれば健康にも良いしお金もかからないから!
ま、今年41歳の初老を迎える私の厄払いの散歩でもあります(^_^;)
と、いうことで、犬鳴山 七宝瀧寺に近い駐車場ではなく、犬鳴温泉センターの駐車場が出発地点。
駐車場は、上のリンク先の地図で、温泉センター左下の川沿いで、手前が温泉利用客用、奥が一般(ハイカー)用のようです。

川沿いの比較的足元の良い道を歩いてしばらくすると、
冒頭の行者像があり・・・

滝があり・・・

滝があり・・・

さらに滝があります
そして、どんどん歩いてスタートから20分ほどの場所に妙なものが!

「縁切大神」の立て看板と共に、何やら文字が細かく書かれた紙?

縁切大明神 祈縁切成就 ●×34才 △29歳
(伏字には男女の名前が一名ずつ)
と、書かれ、棒に旗のように仕立てたものが数十本!
違う場所には、同じようなもので、

祈因縁消滅 ×■ ○▲
祈縁切成就 ×■ ○▲
開運招福 ○▲

と書かれたものが数十本!
(こちらも伏字には男女の名前で、最後の一人だけのものは女性の名前でした)


紙の横には、縁切大神=縁切の守護 焼身青面金剛神という看板があり、その焼身青面金剛神は・・・

写真のように、祠が紅白のねじり布でグルグル巻きになっています。
この神様の名前をネットで検索したものの、青面金剛は見つかったものの、「縁切り」を目的とした「焼身青面金剛神」では検索出来ず・・・これだけネットで検索できる時代に、この結果とは・・・かえって不気味に思えました。

しかし、この七宝瀧寺へと続く道には、いろんな八百万の神々が祭られています。この縁切り大神の隣には、天竜大神の鳥居と祠があました。

そしてまたしばらく歩くと、犬鳴という地名になぜなったか?という云われが書かれた場所が・・・

看板に書かれた説明によると、(私が解釈したところによりますと・・・)
「昔、猟師が鹿を狙っていると、大蛇が猟師を食べようしていた。猟犬がしきりに鳴いてそれを教えようとしたが、猟師は鹿が狙えなかったので怒って猟犬の首を切り落としてしまった。しかし猟犬の首は大蛇を噛んで大蛇を殺した。猟師は、この事を悔み、出家し、当時「一乗山」と山号がついていた七宝瀧寺で自分の殺してしまった猟犬を弔って余生を過ごした。このことが朝廷(宇多天皇)に届き、「一乗山」を改め「犬鳴山」と勅号された」・・・ということです。

犬鳴由来の義犬墓を後にし、10分足らずで真言宗 犬鳴派大本山 犬鳴山 七宝瀧寺

写真は、修験門横にある青銅製として日本最大と云われている「身代不動明王」
ここで、今年41歳の初老を迎える私の厄払い
(賽銭をほんの少し奮発しただけ(^_^;)
境内にはいろんな石仏があります。

そして山全体が修験道の行の場となっているようです。

この日(2009年1月5日)は、関西テレビのアンカーという番組の中継車が来ていて、行者の滝で中継の準備をされていました。

行者の滝を見物し、来た道を40分あまり歩いて、最初の駐車場まで戻りました。
ということで、約2時間の散策でした。

このあと、初老の厄払いに大阪府貝塚市にある水間寺に行ったのですが

(ここでも賽銭をほんの少し奮発しただけです(^_^;)


到着時間が少し遅かったために正月の露天商も帰り支度を始めていました。

犬鳴山 七宝瀧寺

龍谷山 水間寺(新西国霊場 第四番札所)
大阪府貝塚市水間638
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